「親が生前整理をしたくない」まずは親の背景を知ることが重要

経験していないことは、想像しづらい…

親世代は、平均寿命が今より短かったので、自分の親(子から見た祖父母)が長生きすることはそう多くなかったかもしれません。

親が60代70代で亡くなったとしても、きょうだいも多く、遺品整理に困る人は今より少なかったことが想像できます。

戦中・戦後は、持ち家の世帯も少なく、遺品の整理も相続の手続きも、他のきょうだいが全部してくれた…という人も多いかもしれません。

そもそも戦後のモノが少ない時代を生きた世代。「モノへの執着」「片付けなんか必要ない」「いつでも片付けが出来る」と、自分の健康状態の変化(低下)を想像できない(考えたくない)親世代に頭を抱えている人も多いでしょう。

自分にもしものことがあったも、周囲が何とかしてくれる…と、心のどこかで思っている親が多いようです。そのため、子世代の深刻な気持ち理解してもらえないことが多いようです。

ただ、物も家も、買うよりも処分する方が、時間と手間そしてお金がかかる時代になりつつあります。

いまの時代、片付けなしに家ごと一気に壊すことはできないことを、親世代は理解できていないことが多いことを知る←これが大事です。

親にとって「モノ」に対する思い入れは、子ども世代とは全く違うことを理解することが重要です。戦後のモノがなかった世代、モノを持つことが「豊かさの象徴」という価値観が、体験的に根付いている場合が多いようです。

歳を重ね、パートナーが亡くなり、高齢になってから遺品整理や相続手続きを経て…1人暮らしするのは想像するだけで大変そうです。

親自身も、年をとってから一人暮らしになることを、若い頃には想像できなかったのではないでしょうか?

「実家を片付けないと、この先、困ったことになる」という切迫感がない親世代。

一度に片付けることは無理でも、

1)寝室からトイレまでの床置きをなくす

2)玄関のモノを減らす

3)居間・台所はよく使うモノのみに減らしていく

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などの順で少しずつ、親の生活の安全を確保しながら、少しずつ片付けてゆけるのが理想だと思います。

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